有明アリーナのキャパは？座席の見え方やアクセス方法について解説

有明アリーナは、東京都江東区に位置する最新鋭の多目的アリーナ施設です。2022年に供用が開始され、東京オリンピックの会場としても利用されました。現在では、スポーツ大会から音楽ライブまで、さまざまなイベントが開催される拠点として親しまれています。

当記事では、有明アリーナのキャパシティや座席の特徴、アクセス方法について詳しく解説します。イベントをより楽しむためには、座席の見え方やアクセス手段を事前に把握しておくことが重要です。当記事を参考に、有明アリーナでのひとときを最大限に楽しんでください！

1. 有明アリーナとは
2. 有明アリーナのキャパ
3. 有明アリーナの座席の種類
4. 有明アリーナの座席からのステージの見え方
5. 有明アリーナの最寄り駅とアクセス方法
まとめ

1. 有明アリーナとは

有明アリーナとは、東京都江東区にある多目的アリーナ施設です。「東京の新たなスポーツと文化の拠点」を目指し、2022年から供用が開始されました。

有明アリーナは東京オリンピックの競技会場として作られ、現在では各種スポーツ大会や音楽ライブ会場として使用されています。1階にはメインアリーナ・サブアリーナ・記者室が、2～4階には観客席・コンコースが設置されています。

また、有明アリーナは国際基準のスポーツ大会を開催できるハイレベルな照明設計を取り入れているのも特徴です。

2. 有明アリーナのキャパ

有明アリーナのメインアリーナの最大収容人数は、約15,000人です。ただし、このキャパシティは1階アリーナ部分を仮設席として利用した場合の数値であり、イベントによって収容人数は変動します。メインアリーナの面積は約4,000平方メートルで、スポーツ大会やライブイベントなど幅広い用途に対応しています。

有明アリーナの具体的な座席数はレイアウトにより異なります。最大席数である15,000席を確保するには、1階アリーナ部分を仮設席として利用することが必要です。

有明アリーナを含む関東近郊のアリーナ会場のキャパシティは、以下の通りです。

有明アリーナ	約15,000人
さいたまスーパーアリーナ	約37,000人
Kアリーナ横浜	約20,000人
横浜アリーナ	約17,000人
ぴあアリーナMM	約12,000人

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3. 有明アリーナの座席の種類

有明アリーナの座席には、1階のアリーナ席、2～4階のスタンド席があります。それぞれの座席ブロックは以下の通りです。

1階	アリーナ
2階	A・B・C・Dブロック
3階	E・Gブロック
4階	F・Hブロック

3階・4階のブロック名はアルファベット順ではない点に注意してください。

また、アリーナ席はイベントの内容によって座席配置が変わるため、座席図をしっかりと確認しましょう！

4. 有明アリーナの座席からのステージの見え方

有明アリーナの座席は、座席の種類によってステージの見え方が異なります。イベントに参加する際は、座席ごとの見え方を事前に調べておくとよいでしょう。

ここでは、有明アリーナのステージの見え方について詳しく解説します。

4-1. 1階アリーナ席からのステージの見え方

有明アリーナの1階は床がフラットになっています。ステージに近いアリーナ前方席であれば近距離でステージを楽しめる一方で、後方の席では前の人の頭が視界に入り、ステージが見えにくくなる可能性もあるでしょう。

また、アリーナ席はイベントの種類によって座席の配置が異なります。

スポーツ関連のイベントや試合であれば、アリーナフロアに可動式客席や仮設席が設置されるのが通常です。対して、ライブの座席位置は演出・ステージ構成の影響を大きく受けるため、ライブごとに座席レイアウトが異なります。

ライブステージは、中央ステージで360度客席、または1面ステージでコの字型客席になる場合が一般的です。

4-2. 2階スタンド席からのステージの見え方

有明アリーナの2階スタンド席は、ステージから比較的近く、演出が見えやすい席の1つです。

ライブステージは高さがあるため、2階の前方であれば肉眼で演者の表情が見えるほどステージから近い座席もあります。また、スタンドフロアは傾斜があることから後方の席でも前の人の頭が気になりにくく、アリーナ後方席よりステージが見えやすいと感じる人もいます。

ステージが組まれるのは2階席Aブロック側が多く、その場合ステージ正面に当たるのはCブロックです。しかし、Cブロックは2列のみであるため、2階から正面でステージを楽しめる席は非常に少ないと言えます。

また、2階スタンド席の1～12列までは可動式の座席です。ライブで曲に合わせてペンライトを振ると、座席の揺れを感じるケースもあることを頭に入れておきましょう。

4-3. 3階スタンド席からのステージの見え方

有明アリーナの3階スタンド席は、EブロックとGブロックに分けられます。一般的にステージが設置されるのはEブロック側であり、Gブロックはステージ斜め前や側面に位置する場合が多いです。

2階スタンド席と比較するとステージまで距離があるものの、ステージ全体が見えることから演出を楽しみやすいのがメリットです。肉眼では演者の表情などを確認できないため、双眼鏡を持参したり、モニターを通してライブを楽しんだりするのがおすすめです。

また、座席の場所によっては照明やトロッコなどが死角となり、ステージが見えにくいケースもあります。ステージ位置の関係で座席がサイド側になった場合、ステージまでの距離は縮まるものの、演者の顔を横から見る場面が多くなるでしょう。

4-4. 4階スタンド席からのステージの見え方

有明アリーナ4階スタンド席は天井席に当たります。ステージを高い位置から見下ろす形になりますが、ドームと比較するとステージが近く感じるという人も少なくありません。特にステージ真横の席では、1階アリーナの後方席よりも近い距離でステージを楽しめる場合もあります。

ただし、ステージ上の演出全体を見ること・肉眼で演者の表情を確認することは困難です。演者の顔や表情をしっかりと楽しみたい人は、双眼鏡を持参しましょう。

さらに、4階スタンド席は着席した状態ではステージが見えづらい点も注意が必要です。中には全席着席指定のイベントもあるため、申し込み時に細かな条件を確認しておくとよいでしょう。

5. 有明アリーナの最寄り駅とアクセス方法

公共交通機関を利用して有明アリーナにアクセスする場合は、東京臨海新交通ゆりかもめ・東京臨海高速鉄道りんかい線・東京BRTを利用すると便利です。それぞれの最寄り駅は以下の通りです。

東京臨海新交通ゆりかもめ	新豊洲駅から徒歩約8分有明テニスの森駅から徒歩約8分
東京臨海高速鉄道りんかい線	国際展示場駅から徒歩約17分東雲駅から徒歩約17分
東京BRT	有明テニスの森停留場から徒歩約8分

最寄り駅から有明アリーナまでは徒歩で移動できます。有明アリーナに最も近い駅は、新豊洲駅または有明テニスの森駅です。

ただし、有明テニスの森駅から徒歩で有明アリーナへ向かう場合は、途中で交差点を渡る必要があります。そのため、最短ルートでアクセスしたい場合は、新豊洲駅を利用するのがおすすめです。

ここでは、主要駅・空港から有明アリーナへのアクセス方法を解説します。

5-1. 東京駅から新豊洲駅までのアクセス方法

東京駅から新豊洲駅までは約26分かかります。乗り換えは2回、料金はきっぷ運賃で合計520円・IC運賃で合計513円です。

具体的なアクセス方法は以下の通りです。

1	東京駅でJR京浜東北・根岸線の磯子行きまたは大船行きに乗り、有楽町駅で下車します。料金はきっぷ運賃で150円・IC運賃で146円、所要時間は約2分です。
2	有楽町駅で東京メトロ有楽町線・新木馬行きに乗り、豊洲駅で下車します。料金はきっぷ運賃で180円・IC運賃で178円、所要時間は7分です。
3	豊洲駅で東京臨海新交通ゆりかもめ・新橋行きに乗り、新豊洲駅で下車します。料金はきっぷ運賃で190円・IC運賃で189円、所要時間は1分です。

5-2. 羽田空港から新豊洲駅までのアクセス方法

羽田空港から新豊洲駅までは約36分かかります。乗り換えは1回、料金はきっぷ運賃で合計1,090円・IC運賃で合計1,089円です。

具体的なアクセス方法は以下の通りです。

1	羽田空港から徒歩5分の第1ターミナルで羽田空港線（豊洲・錦糸町・東陽町エリア）の豊洲駅前行きバスに乗り、豊洲駅前で下車します。料金は900円、所要時間は20分です。
2	豊洲駅から東京臨海新交通ゆりかもめ・新橋行きに乗り、新豊洲駅で下車します。料金はきっぷ運賃で190円・IC運賃で189円、所要時間は1分です。

5-3. 成田空港から新豊洲駅までのアクセス方法

成田空港から新豊洲駅までは約1時間15分かかります。乗り換えは1回、料金はきっぷ運賃で合計3,290円・IC運賃で合計3,289円です。

具体的なアクセス方法は以下の通りです。

1	成田空港から徒歩5分の成田空港第1旅客ターミナルで成田空港線（芝・汐留・台場）のグランドニッコー東京台場行きバスに乗り、豊洲駅前で下車します。料金は3,100円、所要時間は60分です。
2	豊洲駅から東京臨海新交通ゆりかもめ・新橋行きに乗り、新豊洲駅で下車します。料金はきっぷ運賃で190円・IC運賃で189円、所要時間は1分です。