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伍代夏子(ゴダイナツコ)は、演歌歌手。1982年に音楽活動を開始してから3度の改名を経て、1987年にリリースした伍代夏子名義のデビュー曲「戻り川」は35万枚超えのヒットとなり、「第21回 上半期日本有線大賞」の新人賞など計4つの賞を受賞。3年後の1990年にはヒット曲の「忍ぶ雨」で第41回NHK紅白歌合戦に出場を果たす。それ以降全国的に知名度が上がり、全国を回るコンサートや初の座長として新宿コマ劇場で特別公演を開くなど、精力的に活動する。1999年に結婚した夫・杉良太郎の影響もあり、2000年代始めからチャリティーなどの福祉活動に積極的に関わるようになる。2002年と2003年に2度開催された日韓合同チャリティーコンサートに参加、2005年の新潟中越地震の際は慰問のため被災地を訪れた。また、C型肝炎のキャリアとして長年生きてきた経験をもとに健診の啓発活動も行っている。芸能活動40周年を迎えた2022年には、伍代自身が選曲したベスト盤「伍代夏子芸能活動40周年セルフセレクション・ベスト」をリリース。2023年には5月から6月にかけて大月みやこ、香西かおりと「歌謡ビッグステージ2023」を行うなど、演歌界のレジェンドはこれからも素晴らしい歌声を届けてくれるだろう。
第57回 年忘れにっぽんの歌
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