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五峰亜季は、宝塚歌劇団専科に所属する女役。愛称は「まゆみ」。幼少期からバレエを習っていた五峰。当時通っていたバレエスクールは宝塚大劇場で毎年発表会を行っていたため、タカラジェンヌとしての初舞台より前に宝塚の舞台を踏んでいたという。その後、宝塚ファンだった母親の勧めもあり、受験を決意。1度目の受験で見事合格し、1984年に宝塚音楽学校に入学。1986年に72期生として星組公演『レビュー交響楽』で初舞台を踏んだ。主な同期生は、元月組トップスターの紫吹淳、元星組トップスターの香寿たつきなど。初舞台後は雪組に配属され、ダンスが得意な娘役として活躍。そのキレのあるダンスは、「男役より男前」と評されることも。実力が認められ1989年と1992年に行われたニューヨーク公演は、どちらも選抜メンバーとして参加している。2002年11月に専科へと異動。以降、各組に出演し重要な役どころを任されている。なかでも、色っぽい大人の女性役やゴージャスな母親役に定評がある五峰。近年では、『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』のヴィロンスキー伯爵夫人役や『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』ミリセント・ウィンター役などを好演し、華やかな存在感を示している。
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