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芹香斗亜は、宝塚歌劇団宙組に所属する男役2番手スター。2007年に入団した93期生であり、同期には元雪組トップ娘役の舞羽美海や雪組男役2番手の彩風咲奈、専科の愛月ひかるらがいる。父は野球解説者の山沖之彦、母はタカラジェンヌの白川亜樹。幼少期は母の影響で周囲からタカラジェンヌになることを勧められ嫌気がさしていたが、中学時代に友人が海外留学することに刺激を受け、受験を決意した。愛称は「キキ」で、これは元星組にトップスターの安蘭けいがリトルツインスターズのキキに似ていることから付けられた。星組配属後は2010年に『愛と青春の旅立ち』で新人公演初主演後、合計4回にわたり主演を務めた。2012年に花組に組替えになり、2013年にバウホール公演『フォーエバー・ガーシュイン−五線譜に描く夢−』で単独初主演。その後の躍進は目覚ましく、3番手羽根を背負うことなく2015年の『カリスタの海に抱かれて』でいきなり2番手に昇進。当時上級生の瀬戸かずやや鳳真由ら男役がひしめき合う中で下級生の芹香が抜擢され、ファンの間でも衝撃が走った。東上公演初主演は2017年の『MY HERO』で、宝塚では初の試みである特撮ものの作品で好評を博した。2017年に空組に組替えとなり、2018年『宝塚巴里祭2018』、『群盗 Die Rauber』と主演作が相次ぐ。2019年『オーシャンズ11』は3度目の出演で、2011年に星組の新人公演のときと同じラスティ・ライアンを演じた。ちなみに当時主演したのは現宙組トップスターの真風涼帆であり、2人そろって8年ぶりに同じ役を演じたことになる。
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