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松風輝は、宝塚歌劇団宙組に所属する男役。愛称は「まっぷー、あかり」。宝塚市出身で幼い頃から宝塚歌劇ファンの祖母と共に劇場に度々通い、小学2年生の時にはすでに宝塚受験を決意していたという。2006年に入団した92期生で、宙組公演『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』で初舞台を踏んだ。主な同期には、元花組トップ娘役・蘭乃はなや宙組トップスター・真風涼帆、月組男役・鳳月杏らがいる。初舞台後は宙組に配属。下級生の頃から新人公演では渋めの役を演じることが多く、実力派の男役として期待を集めた。2016年『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』のジョン・シェイクスピア役や2017年『神々の土地』のニコライ二世役など、存在感のある演技は必見だ。また、2020年の『FLYING SAPA』では、女役を経験。病気の子供を持つ母親役を繊細に演じ好評を博した。芝居巧者のイメージが強い松風だが、歌やダンスにも定評がある。ショーシーンでのバランスの整ったキレのある踊りも魅力のひとつだろう。インタビューの受け答えや下級生とのエピソードからも、面倒見の良さや優しい人柄が垣間見える松風。2021年5月には宙組の副組長に就任し、組を引っ張る存在として今後更なる活躍が期待されている。
宝塚110年の恋のうた
宝塚110年の恋のうた
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