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真那春人は、宝塚歌劇団雪組に所属する男役。真矢ミキ主演の花組公演『失われた楽園』を観劇し、宝塚を目指すようになったという。3度目の受験で見事合格し、2006年の宙組公演『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』で初舞台を踏んだ。同期の92期生には、元花組トップ娘役の蘭乃はなや、宙組トップスターの真風涼帆らがいる。愛称は「まなはる」「みっくん」。初舞台後は、雪組に配属。下級生時代は可愛らしいビジュアルから、少年役を演じることも多かった。なかでも2010年の雪組公演『ソルフェリーノの夜明け』では、ハーモニカを演奏する少年役に抜擢され大きな注目を浴びた。ハーモニカは未経験だったが、舞台のために急遽練習し吹けるようになったという。2016年の雪組公演『るろうに剣心』では、武田観柳役を演じていた同期の彩凪翔がインフルエンザで休演したため、真那が代役を見事務め話題を呼んだ。ピンチヒッターだったが、そのクオリティの高さに驚いたファンも多い。近年は、タカラヅカスカイステージでレポーターを務めるなど、MCの上手さにも定評がある。上級生となった今、雪組の「頼れるお兄ちゃん」的なポジションを築いている真那。将来の管理職候補の一人としても大きな期待が寄せられている。
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