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妃純凛は、宝塚歌劇団月組に所属する娘役。兵庫県宝塚市出身で、愛称は「れな」。芸能人やスポーツ選手を両親に持つタカラジェンヌは多いが、妃純もその一人である。父親は“元祖・甲子園のアイドル”で、元プロ野球投手として活躍した太田幸司氏。ラストチャンスとなる4度目の受験で宝塚音楽学校に見事合格し、2014年に入団。100期生として月組公演『宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!』で初舞台を踏んだ。主な同期生は元花組トップ娘役の華優希、花組トップ娘役の星風まどか、花組男役の聖乃あすか、月組男役の風間柚乃、星組男役の極美慎など。初舞台後は月組に配属。2018年の『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』新人公演では専科の京三紗演じる敷島瑞穂役に抜擢。貫禄のある演技で一躍注目を浴びた。近年では、『幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜』のモチコ役や『今夜、ロマンス劇場で』太夫役、『グレート・ギャツビー』のジャッキー役など、活躍の幅を広げている。少し個性的な役もしっかり演じられる芝居力に定評があり、娘役には珍しい低音ボイスも魅力のひとつ。学年も上がり、今後のさらなる飛躍に期待が高まる。
ゴールデン・リバティ
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