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太凰旬(たおう・しゅん)は、宝塚歌劇団花組に所属する男役。福岡県福岡市出身で、愛称は「ふうこ」「たおしゅん」。子供の頃に博多座で宝塚を観劇し、その華やかさに惹かれて受験を決意。見事、2016年に102期生として入団し、星組公演『こうもり/THE ENTERTAINER!』で初舞台を踏んだ。同期生には舞空瞳、侑輝大弥、彩海せら、天飛華音、風色日向らがいる。初舞台後は花組に配属。新人公演では『A Fairy Tale−青い薔薇の精−』のウィルトス役(本役:飛龍つかさ)、『元禄バロックロック』のヨシヤス役(本役:優波慧)などを経験。舞台映えするクールなルックスと安定した実力を持つ若手男役として注目を集める。2022年に行われた『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』の新人公演では、男装の女流作家ジョルジュ・サンド役(本役:永久輝せあ)に抜擢され、新境地を開拓。男役ならではの艶っぽい演技を披露し、客席を魅了した。芝居だけでなく、3歳から習っていたというバレエをいかした表情豊かなダンスにも注目だ。舞台以外に、タカラヅカ・スカイ・ステージで放送された宝塚歌劇のダンスナンバーを紹介する番組『すみれDANCEアカデミー』でも、そのパフォーマンスを披露している。
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