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真弘蓮(まひろ・れん)は、宝塚歌劇団月組に所属する男役。北海道苫小牧市出身で、愛称は「オラフ」「まっぴー」。幼少期からバレエやピアノを習っており、舞台に立つのが好きだったという真弘。関西旅行の際に宝塚を初めて観劇し、受験を決意。2018年に104期生として入団し、星組公演『ANOTHER WORLD/Killer Rouge』で初舞台を踏んだ。同期生には、花組男役の天城れいん、花組娘役の美羽愛、月組娘役のきよら羽龍らがいる。初舞台後は月組に配属。2019年に行われた『チェ・ゲバラ』では、風間柚乃演じるフィデル・カストロの弟、ラウル役を好演し、芝居の上手い下級生として注目を浴びる。その後も新人公演では、『桜嵐記』の後醍醐天皇役(本役:一樹千尋)、『今夜、ロマンス劇場で』の山中伸太郎役(本役:風間柚乃)、『グレート・ギャツビー』のジョージ・ウィルソン役(本役:光月るう)など、主要な役どころを任されている。2023年の礼華はる主演バウホール公演『月の燈影』では、悪役の伊七を演じ新境地を開拓。続く『フリューゲル−君がくれた翼−』の新人公演では、柔らかな物腰のなかに強い信念を持つフランツ神父役を丁寧に演じ、その抜群の歌唱力でも観客を物語へと引き込んだ。芝居を得意とする月組の貴重な戦力として、今後のさらなる飛躍が期待されている。
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