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奏羽美緒は、宝塚歌劇団月組に所属する娘役。愛知県名古屋市出身で、愛称は「ちょぼ」「かなみーる」。2017年に宝塚音楽学校に入学した105期生である。105期生といえば、松岡修造氏の長女・稀惺かずとが入学したことでも注目を浴びた。奏羽は3度目の受験で見事合格。入学時のインタビューでは、「芯のある娘役になりたい」と答えている。その後、2019年の宙組公演『オーシャンズ11』で初舞台を踏んだ。「never give up」や「we can do it」などの掛け声が印象的なラインダンスを披露し、エネルギッシュな舞台を務めた。同年月組に配属。月組生として、『I AM FROM AUSTRIA』と『WELCOME TO TAKARAZUKA −雪と月と花と−/ピガール狂騒曲』の2つの舞台に出演。『ピガール狂騒曲』では、パリの少年役を演じている。下級生ということもあり、まだ大きな役はついていないが今後の活躍が楽しみな娘役の一人だ。舞台の他には、2020年2月に行われた中山寺節分祭に月組の同期生と共に出演。観音菩薩に扮し、豆まきを行った。奏羽の特技は、「お菓子のつかみ取り」「目薬をさすこと」だという。そのユニークな人柄が気になる、というファンも多い。
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