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藤井尚之は、多方面で活動するアーティスト。1980年代に絶大な人気を誇ったチェッカーズでサックスを担当。リードボーカルで実の兄である藤井フミヤと共に一時代を築いた。この頃にバンドのメンバー4人でアブラーズを結成しており、不定期で活動を続けている。バンドの活動終了後は兄弟で音楽ユニットのF-BLOOD(エフブラッド) を結成。人気番組「進め!電波少年」に出演していた猿岩石のために作った曲「白い雲のように」が大ヒットした。F-BLOODとしての活動のかたわら、ソロ活動にも力を入れており、浅田次郎の大ヒット小説「天国までの百マイル」の映画版のサウンドトラックでは、サックスと作曲の高いスキルを発揮した。また、2017年と2019年に全ての曲を自らプロデュースしたインストゥルメンタルアルバムの「foot of the Tower」と「Dark & Light」をリリース。いずれも藤井の魅力を堪能できる作品となっている。チェッカーズのデビューから40年を迎えた2023年には、アブラーズとして全国ツアー「アブラーズ サミットツアー2023」を開催。同年に、これまでの活動の総決算となる「Coin a Phrase」をリリース。このベストアルバムには過去の曲のセルフカバーや新曲が収録されている。
藤井尚之 Naoyuki Fujii Happy 60th Birthday tour 2024 Coin a Phrase
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