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樫本大進(カシモトダイシン)とは、数々の国際コンクールでの優勝経験を持つヴァイオリニスト。妻は革新的なマリンバ奏法が評価されている出田りあ。イギリスやアメリカで経験を積み、1990年にドイツへ留学。特待生として腕を磨き、同年開催の第4回バッハ・ジュニア音楽コンクールから1996年のフリッツ・クライスラー国際コンクールに至るまで、ほぼ毎年1位を獲得するなど、早熟の天才として注目された。2010年には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサート・マスターに就任。以後15年以上の長きにわたり、第1級のクラシックを世界に届けている。2014年、グラミー賞にノミネートされた経験を持つピアニストのコンスタンチン・リフシッツと共に「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」をリリース。全33曲、CD4枚組という大作となっている。オーケストラを率いる一方で、室内楽にも力を入れており、エマニュエル・パユやポール・メイエといった名だたるソリストとの共演経験もある。2023年からはエリック・ル・サージュと共に「プレミアム室内楽シリーズ」と題したコンサートをスタート。翌2024年には、vol.2として「樫本大進&エリック・ル・サージュ 2024」を開催。
樫本大進&ラファウ・ブレハッチ デュオ・リサイタル
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