ワンパンマン

ワンパンマンは2009年から連載されている漫画であり、作者はONE。ウェブサイト上で連載されていたが、現在はとなりのヤングジャンプにて、2012年から村田雄介が作画を担当して連載されている。2015年10月にはアニメ化もされ、1クール12話が放映されると、その内容で更に大ブレイクを果たし、2019年4月からは2期として12話が放映された。アニメーション制作は1期がマッドハウス、2期はJ.C.STAFFが担当している。主人公のサイタマの声優は古川慎が担当し、石川界人や悠木碧など、敵味方を問わずに人気声優を迎え、迫力ある戦闘シーンを演出することにより、日本国内だけではなく、海外でも人気の高い作品として注目されている。地上波だけではなく、Amazon Prime VideoやNetflixをはじめとした、アニメ視聴ができるサイトでも配信されているため、海外の視聴者も楽しめるようになっていることも、海外人気が高い作品の一助となっている。ワンパンマンのタイトルは、文字通り主人公のサイタマが、どのような敵でも一発のパンチで打ち倒してしまうことから付けられている。世界観はヒーローと怪人の対立構造とはなっているが、主人公が強すぎるため、ギャグ系アクション漫画のジャンル分けとなっているのだが、それだけでは収まらない。サイタマ以外のヒーローと怪人が対峙した際には、普通のヒーロー漫画のように熾烈な戦いを繰り広げるため、サイタマが到着するまでの濃密なストーリーを楽しめる。これがアニメとなれば、素晴らしい作画と声優の演技、音楽と合わさることで、単なるギャグ系アクションとは違った、今までにないようなアニメを楽しめたため、大きな話題を生むこととなった。