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寿つかさは、宝塚歌劇団宙組に所属する男役。芸名は、実家が寿司屋を営んでいたことに由来している。漢字表記の「寿司(ことぶきつかさ)」だとギャグになってしまう、という理由で名前の「司」はひらがな表記にしたという。元花組男役の達つかさは実の妹で、姉妹の芸名を合わせると実家が営んでいた「達寿司」という屋号になっている。「寿司」をもじった「すっしぃ」という愛称は、元花組のトップスター・真矢ミキによって名付けられた。1990年に入団した76期生で、同期には元トップ娘役の純名里沙、風花舞、月影瞳、星奈優里らがいる。初舞台後は雪組に配属され、下級生の頃からダンスの名手として注目されていた。1998年に宙組の創設メンバーとして組替えし、2008年5月に宙組組長に就任。以降、長期にわたり組をまとめ、引っ張るリーダーとして活躍している。組子の信頼も厚く、今の宙組に欠かせないタカラジェンヌの一人だ。寿つかさの魅力は、キレのあるダンスと味わい深い演技。上級生になった今でも、若手に負けずバリバリと踊る姿に目を奪われるファンも多く、「オペラ泥棒」と評されることも。また、近年は芝居力にも定評があり、ダンディなおじさん役から、コミカルな役、女役まで幅広くこなしている。
朗読劇 忠臣蔵
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