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若翔りつ(わかと・りつ)は、宝塚歌劇団宙組に所属する男役。愛知県犬山市出身で、身長174cm。愛称は「りっつ」。母親の影響で幼少期から宝塚が好きで、当時は娘役に憧れていたという。2013年に99期生として入団。雪組公演『ベルサイユのばら−フェルゼン編−』で初舞台を踏んだ。同期には、帆純まひろ、英かおと、諏訪さき、彩みちるらがいる。初舞台後は宙組に配属。『天(そら)は赤い河のほとり』の黒太子マッティワザ役、『異人たちのルネサンス』のグイド司教役など、新人公演で愛月ひかるの役に抜擢され注目を浴びる。2019年『オーシャンズ11』では本公演でブルーザー役、新人公演でソール・ブルーム役を演じ、安定した実力でその存在感を示した。もともと歌唱力に定評があり、芝居やショーなどでその美声を披露することも多い。2023年『カジノ・ロワイヤル 〜我が名はボンド〜』のドクトル・ツバイシュタイン役のコミカルな演技も記憶に新しいが、個性的な役から落ち着いた役まで幅広く演じられるのも強みだ。舞台以外では、2021年7月から2年間タカラヅカ・スカイ・ステージのスカイ・ナビゲーターズを担当。2023年7月からはスカイ・レポーターズを務めることが決まっている。今後の活躍からも目が離せない。
宝塚110年の恋のうた
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