京都芸術花火

京都芸術花火とは、「京都市の地域及び観光振興に寄与する新たな賑わいの創出と社会福祉プロジェクトへの支援」を目的とした文化庁の京都移転を記念し、2018年から毎年開催されている京都府で最大規模の花火大会である。会場は京都府京都市伏見区、京阪電鉄「淀駅」から徒歩およそ2分のところにある「京都競馬場」。その魅力は全国花火競技会において「内閣総理大臣賞」を受賞してきたような日本屈指の花火師たちや、花火コレオグラファー（花火専門の演出家）の大矢亮らを集結させた、まさに「花火界のドリームチーム」の作品を楽しめること。大迫力の尺玉（30.3cm以上の大玉の花火）や様々な色と形の芸術玉を合わせた1万3,000発もの花火が、厳選された名曲に合わせて1/30秒単位で繊細にコントロールされ、およそ55分かけて全編ノンストップで打ち上げられる。なお、京都芸術花火では事前のチケット販売により全席が有料席（指定席・ゾーン席）。一般的な花火大会とは異なり、映画館やコンサートにいるかのように自分の席でゆっくりと日本最高峰の光と音の演出を観覧できる。また、会場内では日本酒の飲み比べや地元店の特別弁当や土産を購入でき、花火以外にも楽しみが満載なイベントだ。