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秋奈るい(あきな・るい)は、宝塚歌劇団宙組に所属する男役。大阪府箕面市出身で、愛称は「なっつ」。中学2年生のときに宝塚を初めて観劇し、受験を決意。4度目のチャレンジで見事合格し、2011年に97期生として入団した。初舞台は星組公演『ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び』。主な同期生には、海乃美月、永久輝せあ、綺城ひか理、蓮つかさらがいる。初舞台後は、宙組に配属。下級生の頃からダンスに定評があり、2016年の『エリザベート』では黒天使役に抜擢。『王妃の館』の下田浩治役(本役:寿つかさ)や『神々の土地』ニコライ二世役(本役:松風輝)など、新人公演では渋めの役どころを務め経験を積んだ。それまで穏やかな印象が強かった秋奈だが、2019年の『群盗』ではシュピーゲルベルク役を荒々しく演じ新境地を開拓。近年では『夢現(ゆめうつつ)の先に』のトーマス役、『カジノ・ロワイヤル』のビル・ターナー部長役など、舞台に奥行を持たせる頼れるバイプレーヤーとして活躍している。舞台以外では、2019年7月〜2021年6月までタカラヅカ・スカイ・ステージでスカイ・ナビゲーターズを担当。2023年6月12日には、宙組の副組長に就任することが決定している。宙組を引っ張る上級生男役として、今後の飛躍にも目が離せない。
宝塚110年の恋のうた
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