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朝葉ことのは、宝塚歌劇団花組に所属する娘役。愛称は「こっちゃん、ことねえ、ことの」。2015年に103期生として宝塚音楽学校に入学し、新入生総代を務める。初舞台は2017年の雪組公演『幕末太陽傳/Dramatic “S”!』。主な同期生には、花組男役の希波らいと、月組娘役の白河りり、雪組娘役の夢白あや、星組娘役の瑠璃花夏、宙組男役の亜音有星らがいる。初舞台後は花組に配属。新人公演では、華雅りりかや舞空瞳、華優希などの役を経験。2019年の柚香光主演公演『花より男子』では、ヒロイン・つくしの幼馴染である松岡優紀役を好演し、注目を浴びる。また、2022年『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』の新人公演では、組長・美風舞良演じるル・ヴァイエ侯爵夫人役を務め、貫禄たっぷりな演技を披露。実力派の娘役として着実にステップアップを重ねてきた。そんな朝葉にヒロインのチャンスが到来。2022年10月のバウ・ワークショップ公演『殉情(じゅんじょう)』で、春琴役に抜擢され大きな話題となった。主演を務める帆純まひろとは普段から仲が良く、かつて水美舞斗に「夫婦みたいだね」と言われたことも。芸達者で息ぴったりな二人の芝居は必見だ。花組の貴重な戦力のひとりとして、今後の活躍にもますます期待が高まる。
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