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彩海せらは宝塚歌劇団月組の男役。愛称は「あみ」。2016年に入団した102期生で、星組公演『THE ENTERTAINER!』で初舞台を踏んだ。主な同期は、星組トップ娘役の舞空瞳、宙組トップ娘役の潤花、星組男役の天飛華音、宙組男役の風色日向など。なかでも同じ鹿児島県出身の天飛とは、受験前から同じミュージカルスクールで切磋琢磨してきた間柄として知られている。初舞台後は、雪組に配属。2018年の『ファントム』新人公演では、シャンドン伯爵役に抜擢されるなど、下級生の頃から注目されてきた。新人公演初主演を果たしたのは2019年の『壬生義士伝』。望海風斗が演じていた南部藩士・吉村貫一郎役を情感たっぷりに演じ、客席を感動の渦に巻き込んだ。また、2021年の『CITY HUNTER』新人公演では、朝美絢演じるミック・エンジェル役を好演。軽やかで色気たっぷりな舞台姿に魅了されたファンは多い。少年役が似合う可愛らしいビジュアルが印象的な彩海だが、近年では学年も上がり、男役としての演技に磨きをかけている。2022年1月に月組へ組替えし、今後のさらなる飛躍が期待されている。月組でどんな成長を遂げるのか、これからが楽しみな若手男役スターの一人である。
ゴールデン・リバティ
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