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甲海夏帆(こうみ・なつほ)は、宝塚歌劇団月組に所属する男役。身長は172cm。兵庫県西宮市出身。愛称は、「まり」「こーみ」。101期生として2015年に入団。月組公演『1789』で初舞台を踏んだ。主な同期生は、月組男役の礼華はる、雪組男役の縣千、星組男役の碧海さりお、宙組男役の鷹翔千空など。姉妹で在団するタカラジェンヌも多いが、甲海もその一人。花組の男役である同期の涼香希南は双子の姉である。初舞台後は月組に配属。新人公演では『夢現無双』の本阿弥光悦役(本役:千海華蘭)や『I AM FROM AUSTRIA』のセルヴス役(本役:蘭尚樹)、『桜嵐記』の日野俊基役(本役:朝霧真)など様々なキャラクターを演じ、経験を積む。2023年の『応天の門』では公達役を好演。和物化粧が美しく細かな演技がファンの間でも話題になった。芝居はもちろんショーシーンにも注目。同期の天紫珠李も「涼やかな小顔、美脚の持ち主」と評しているが、スラッとした舞台映えするスタイルに惹かれるファンは多いだろう。学年も上がり、今後は活躍の場もさらに増えていくはず。2023年6月には『月の燈影(ほかげ)』への出演も決まっており、新たな魅力の開花に期待が高まる。
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