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颯美汐紗(はやみ・しおさ)は、宝塚歌劇団花組に所属する男役。大阪府大阪市出身で、愛称は「やすは」「しおさ」「しおたん」。103期生として2017年に入団し、雪組公演『幕末太陽傳/Dramatic “S”!』で初舞台を踏んだ。同期生には雪組トップ娘役の夢白あや、花組男役の希波らいと、月組男役の瑠皇りあ、星組娘役の瑠璃花夏、宙組男役の亜音有星らがいる。初舞台後は花組に配属。新人公演では、『CASANOVA』のバルバリーゴ役(本役:峰果とわ)や『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』のアダム・リスト役(本役:航琉ひびき)、『うたかたの恋』のターフェ首相役(本役:高峰潤)など、実力派上級生の役を多数務め、経験を積む。2023年に行われた『鴛鴦歌合戦』の新人公演では、専科の紫門ゆりや演じる大老・蘇芳役に抜擢。緩急のある芝居でその存在感を示した。まだ本公演での活躍は少ないが、これからのさらなる飛躍に期待が高まる。なお、颯美の性格について同期生の希波らいとは「裁縫や料理が好きで思いやりのある子」とコメント。食育実践プランナーや野菜スペシャリスト、介護助手実務認定資格を持っているなど、勉強熱心な一面も見せている。
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